施工管理技士の第一次検定は何から勉強する?分野別演習と復習の進め方
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仕事を終えてテキストを開いても、どこから手をつければよいか迷う。そんなときは、最初から全範囲を暗記しようとするより、受ける試験を決め、問題を少し解いて、分からなかった理由を探すところから始めてみましょう。
最初に、受ける工種・級・検定区分を決める
施工管理の学習では、土木・建築・電気工事・管工事のどれを受けるのか、1級か2級か、第一次検定か第二次検定かを先に確認します。書名に「施工管理」とあっても、違う工種や検定区分の教材では、今必要な範囲とずれてしまいます。
実施機関の当該年度の受検案内で、出題範囲、解答方法、試験時間、合格基準を一緒に確認しましょう。選択問題の扱いや分野ごとの基準を把握してから、自分の学習計画を作ります。当サイトは第一次検定の演習に使う問題集です。
一つの分野を解き、つまずきを3種類に分ける
最初の演習は、自分が知らないことを見つけるために使います。点数だけを記録せず、間違えた問題に「用語」「手順・計算」「読み違い」のどれかを付けてみてください。正解していても理由を説明できなかった問題は、復習する側に入れます。
例えば、単位を見落とした計算問題と、そもそも計算式が分からなかった問題では戻る場所が違います。前者は問題文への印付けと単位の確認、後者はテキストの例題からのやり直し、と作業を分ければ次にすることが明確になります。
- 用語が分からない:用語の意味と図を確認してから、同じ問題に戻る。
- 手順・計算が分からない:途中式や作業順序を自分で書き出す。
- 読み違えた:「適当」「適当でない」、選ぶ個数、単位を解答前に確認する。
正解番号より「他の選択肢が違う理由」を残す
同じ問題を繰り返すと、答えの位置を覚えてしまうことがあります。復習メモは「答えは3」ではなく、「この条件では何を優先するか」「どの言葉が入れ替わると誤りになるか」を一文で書いてみましょう。
当サイトには選択肢ごとの判定と出典を掲載しています。解説を読んだあと、画面を閉じて要点を説明し、別の日にもう一度解きます。法令や技術基準の問題では、参照版や更新日も合わせて確認してください。問題文だけを覚えるより、確認すべき条件を意識した演習にできます。
忙しい日は、少量の演習と復習をセットにする
以下は学習を生活に入れるための例であり、合格に必要な時間や問題数の基準ではありません。確保できる時間と理解度に合わせて量を調整してください。新しい問題を増やす日と、以前の間違いに戻る日を分けてもかまいません。
| 使える時間の例 | 取り組むこと | 終える目安 |
|---|---|---|
| 短いすきま時間 | 前回間違えた1問を解き直す | 選んだ理由を一文で言える |
| まとまった平日の時間 | 一つの分野を数問解き、解説を読む | つまずきの種類をメモできる |
| 休日のまとまった時間 | 複数分野を混ぜて演習し、復習先を決める | 次の週に戻る分野が決まる |
模擬試験の後は、合計点だけで終わらせない
分野別の演習が進んだら、出題範囲を混ぜた問題にも取り組みます。本試験を意識した練習では、受検案内の時間を確認し、自分で時計を用意して計測しましょう。当サイトの模試は各問ごとに判定する形式で、タイマーや一括採点は備えていません。
結果は「正解したが迷った」「知らなかった」「時間がかかった」に分けます。迷いが多い分野には基礎の確認、時間がかかる計算には手順の整理というように、結果を次の学習に結びつけます。模試を続けて解くだけでなく、戻るべき分野を一つ決めることを区切りにしてください。
今日の一歩は、1分野・1問から
計画を細かく作るだけで疲れてしまうなら、まず受ける工種と級を選び、気になる分野を一つ開いてください。1問解いて、選択肢の理由を確認できれば、次に調べることが見えてきます。教材を買い足すかどうかは、そのつまずきが今の教材で解消できるかを見てから判断しましょう。